良い物は良い物なのだ

周りの人がイマイチと思っても、自分が良いと思ったモノやコトをブログしようかと思ってます。連載は不定期です。

キャシャーンsins

地方テレビ局で放送しておりました。「新造人間キャシャーン」のリメイクアニメです。

でも、リメイクとは言っても世界観とか設定関連は全然違っています。


見終えた感想・・・・・・・

「演出が独りよがり過ぎて、言いたいことが判らない??」^^;


「テレビアニメで近未来SF」なんですね。 更には「ロボットのバトルアクション」もあるんです。
そうなると方法論としては「エンターテイメント」の比率を高めた演出をとるが常道・セオリーだと思うんです。

でもこのキャシャーンsinsは「哲学的・間を大切にした芝居(演技)重視な演出」でした。
小劇場の「生とは死とは」をテーマにした演劇を見ているような感覚・・・・・芸術寄りなんですよね。雰囲気が。。。。

台詞の合間、合間に無言で画だけを見せるシーンが多々見られ、いわゆる「行間を視聴者が読み取る(感じ取る)」ような演出が多かったですね。


最近のアニメはハイテンポな作品が多く、我が輩のようなオールドタイプには「展開が早すぎて、ついて行けない!!!(´Д`;)」なんてことあるのですが、このキャシャーンsinsは非常に緩やかな展開でしたね。


ただ、これは個人的な間隔ですが・・・・・・・その緩やかな展開が・・・・緩やか過ぎて、何がいいたいのかポイントを見失っていました^^;

いや、言いたいことは・・・・「生きるというのは、限りあることで、その限られた時間に情熱を燃やすからこそ美しい」っていうのは判るんだけど・・・・演出過多で感動しなかったんですよね^^;

爽快感は・・・ないです。いろいろと張られた伏線回収し切れていないし、物語の未来(将来)は結局ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかもわからない・・・・・^^; 非常に消化不良な面もあります。

なんか・・・・・こういう演出方法はアニメで繰り広げるよりも、小説のほうが適してるかな・・・・・

戦闘シーンは格好良かったですよ。「キャシャーン」らしい美しさを重視したポージング満載でしたね。

それと嬉しかったのはブライキング・ボスの内海さん!!初代からずっとボス役ですよ!!
最終回には「例の帽子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!」って感じでしたね。

それと、古谷徹さんが久々の主演作というのも素直に嬉しかったですよ!!!
古谷さんはまだまだ、全然バリバリ現役で行けると思います!! 逆に古谷さんでないと成立しなかったような・・・・・そんな気すらします。

以上!