カスイブンカイ???
ポリウレタン素材を使った衣類や靴、鞄などが、湿気などで化学反応を起こしボロボロに劣化してしまう症状らしいです。
ウェスタンブーツ持っているんですよ。
ただ、ここ2~3年間はず~~~っと下駄箱の肥やしで履く機会が無かったんですね。
で、最近引っ張り出してちょっと履いてみたら、インソールがボロボロで靴下にそれがベトベトにくっつくんですね。
「なんぞ???」と最初は「カビ」なのかと思い、ネットで調べて靴修理専門店に相談に行ったところ「あぁ~~これは加水分解ですね。。。。こうなると修理が効かなくなるんですよ」
このブーツは加水分解序盤の段階らしいのだけど、「症状を長持ちさせる」ことは出来ても、進行をストップさせることは出来ないらしい。
そして、末期の状態だと靴を履いた瞬間に「ズボ!!」っと靴底が抜け落ちるらしいです。
そういえば以前、所有していたトレッキングシューズ・・・・はいた瞬間に底が抜けた・・・・^^;
10年以上前に買ったナイキのスニーカー
靴紐の無いタイプですごく履きやすくてお気に入りだったんだけど、靴紐替わりのチューブは片方切れてるし、靴底は御覧の有様。。。。爪でひっかくとボロボロ落ちます。。。。全然グリップしてくれないので、歩いていても少し滑る。
これも限界なんだな・・・・と感謝の気持ちを込めて本日処分しました。ありがとう。
で、今日この記事を書いた理由が「加水分解」を知ってもらいたかったんですね。
まず
・ポリウレタン・ウレタン素材の靴は、新品購入後数年で加水分解の可能性が高いらしいです。
(スニーカーコレクターの方などには常識らしいですけど、戦々恐々だよな・・・・・・)
・2~3年ほど前に流行した「フェイクレザー」の多くはポリウレタン素材。
我が輩もユニクロのフェイクレザージャケット買いましたが「3年前後で劣化してきます。水分に気を付けて、風通しの良い場所で保管を」とタグに書いてありましたね。
我が輩はちゃんとチェックして、納得したうえで買ってますが、チェックしない人・・・・知らない人・・・・多いのではないでしょうか? 洋服など購入の際は素材チェックはやっておいて損はしないでしょう。
・スニーカーなどで「気に入っているからなかなか気軽に履けず、箱や下駄箱に大切に保管している」という人がいらっしゃると思います。
加水分解・・・・実はそういう状態の靴ほどなりやすいらしいです。
お気に入りなら、大切ならばこそ、ガンガン履いてあげることで湿度の影響を受けづらく、長持ちするらしいです。
物を大切にしていきたいのですが、大切に保管しすぎると傷んだり劣化してしまうものもあるってことで。