良い物は良い物なのだ

周りの人がイマイチと思っても、自分が良いと思ったモノやコトをブログしようかと思ってます。連載は不定期です。

情報のやりとり

新しい書庫作りました。
東日本大震災で見聞き、経験したことをまとめてみます。
 
ネットの情報に関しまして。
 
まず最初に感じたのは
☆「ドコモ・au・softbank」のメールは大混雑する。
willcomとかE-モバイルとかもあるんですけど・・・・3大携帯会社のメールはメジャー過ぎて、逆に利便性が著しく低下しますね。
単純に情報網の超大渋滞です。
誰もが使っているからこその利点もあるのですが、震災後リアルタイムで情報のやりとりをするには不向きかと思います。
 
☆「○○の公式サイト」
例えば関東で行われる計画停電
そこで「東京電力の公式サイト」とか、「住んでいる自治体の計画停電情報ページ」「○○鉄道の運行スケジュール」
 
まずアクセスできない^^;
これも携帯会社メールと同じく「皆が一気にアクセスをするから」なんですよね。。。。
 
ただし、この「○○公式サイトへのアクセス」に関しては、数時間ずらしてアクセスすれば繋がりやすくなることがあります。
 
新聞の記事にもなっていたのですが、今回の震災後にトータルバランスで有益だったのが「ツイッターFacebook」です。
 
両方とも「情報を拡散」する為に、一カ所集中系にはならないんです。
誰か一人が「○○公式サイトで、こういう情報があったよ」と情報発信することでそれが広がり、直接情報元にアクセスする必要がなくなるんですよね。
ただし、気を付けたいのが「情報の取捨選択と、真贋を見極める能力」。
ニセ情報、デマも同じ勢いで流れてはいますので、その見極めが大切です。
 
ただし、お互い相互リンクをしていればメールのような使い方も出来るので、安否確認とか、携帯メールよりもはるかに繋がりやすいです。(携帯電話の電波をキャッチ出来ていることが前提)
 
そこで「ブログはどうなの?」という意見もあるので、ちょっと違いを。
 
「ブログ」の場合「一つの正しい情報をリンクさせて(トラックバックとか)広げる、拡散させるには、ちょっとスピードが遅い」印象です。
 
ツイッター」の場合、情報の広がりが早いですが、ガセも含まれる。
ただし、行政公式ツイッターや、国会、県議、市議などの議員さんをフォローすると比較的良質な情報が入りやすい。
それと家族、友人、知人でリンク(ツイッターではフォロー)しあっておけば、一瞬で安否の情報のやりとりが出来る。この効果はメール以上。
 
FaceBook」の場合、基本実名登録なので、情報の信憑性がより高い、それが広まりやすい。
そして2011/03/16現在、まだメジャーになりきれていない分、もの凄く快適に繋がります。
家族、友人とは是非ともリンクしておきたい。
 
ミクシィに関しては、個人的に好みではないので、わかりません。一部の友人と連絡とりあってはいます。問題なし。
 
☆「クラウドメール」
聞き慣れない言葉を使ってすみません。簡単に言うと「Yahooメールとか、G-mail、Hotmail」とか、ウェブにある無料メールサービスです。
 
これはあまりクローズアップされてませんが、同じメールでも「@docomo/@ezweb/@softbank」の携帯メールを横目にかなり快適にメールのやりとりが出来ていたそうです。
「有名な大通りではなく、脇道から遠回りする」みたいなものですね。
携帯電話のアンテナが圏内でさえあれば、携帯からネットアクセスしてそこからヤフーとか、Googleにアクセスすればよい訳です。
ただし、これには注意が二つ。 一つ「通信料(パケット)がかかる」 二つ「IDやパスワードを忘れてはならない」です。 そこがポイントですね。
スマートフォンのほうがクラウドメールを扱うには便利だと個人的に実感しています。
 
☆最後に「手書きメモ」
最後の最後、頼りになるのはアナログです^^;
まずは電話番号を電話帳やメモ帳に控えておきましょう。
震災の中心に自分がいた場合、全ての情報を携帯に入れてた為に家族の携帯電話すら判らないケースも大いに考えられます。 最低限でも携帯番号。余力があればメルアドも・・・・
 
家族、友人と「2手、3手の連絡手段」を備えておくことは大きな差になると思います。