良い物は良い物なのだ

周りの人がイマイチと思っても、自分が良いと思ったモノやコトをブログしようかと思ってます。連載は不定期です。

ベルサイユのばら

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36歳のオッサンが「ベルばら」見て泣きそうになりました(ノ_<。)ビェェン

昨日最終回まで見終えました。


恥ずかしげもなく率直な感想を述べさせて戴ければ・・・

まぢで感動



それも当然なんですよ。
「コンバトラーV」「闘将ダイモス」「巨人の星」の監督 長浜忠夫監督(18話まで)と
あしたのジョー」「スペース コブラ」「ガンバの大冒険」の名匠 出崎統監督(19話以降)ですから

人物描写が凄まじく細かいし、作画崩壊が全く無い。

本物のアニメーターさんが気合いを入れて作品を作れば、30年近い歳月が流れても、中年のオッサンが見ても 全く色褪せることなく楽しめるんだなぁ・・・と思いました。


主人公オスカルがド偉くカッコイイんだよなぁ~~~

でもって、自分思ったんですが

「オスカルこそが元祖ツンデレキャラなのでは????」


男として、軍人の家系として近衛隊隊長として毅然としてるわけですよ。下手な男よりも男らしく「女の部分」などは露程も見せないのですよ!!!

ところが・・物語終盤に愛するアンドレとついに結ばれた後に「あなたのためなら・・・・」というデレっぷりΣ(゚д゚; ) ヌオォ!?

オスカルは貴族。アンドレは平民だし従卒だし部下でもあるんですよ!!!それまでは「アンドレ」「お前」とか呼び捨てだったのに^^;

主人と従卒の立場が逆転。 男として振る舞っていたオスカルが女となる逆転。 更には結婚をすることで貴族の身分を捨て平民として革命に参加することの逆転。 もの凄く深いロジック。


見せ方というのが実に上手いんだよなぁ~~~~~~

自分は有る程度のストーリーと人間関係は把握していたのですが、当時の小中学生の乙女達(w は「アンドレは? フェルゼンは?? 一体どうなっちゃうのぉ???」と話題をさらっていったことでしょう。

オスカルの格好良さというのは普遍の格好良さだと思う。
自分の正義をしっかりと心に描き、その正義の為に一切の妥協をしないし、権力にも屈しない強さ。
女のはずなのに「男として生きる」ことに妥協をしない。

心が強く、美しいのですなぁ~~これが。そんでもってあのビジュアルでしょう。
「自分を律することの強さと美しさ」という美学が自分は感動を覚えます。

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それにしても、1980年・・自分は当初10歳なのですが、「女なのに男として生きる」オスカルの設定も凄いし、「アントワネットとフェルゼン」「オスカルとアンドレ」という2人が結ばれるシーンなどもあって・・

当時の小中学生の乙女達って・・・スゲーの見てたんだな・・

と思いました^^; 女性の方が大人ですよ・・・・自分なんて当時は「トライダーG7!!!俺もあんな社長になりたぁ~~い♪」バカ丸出しでしたね(w

そもそもトップ画像のオープニングで度肝抜かれてましたからね・・・たまぁ~~に妹が見ていたとき、結構ドキドキしたものですよ(*´д`*)ハァハァ


ちょっとマニアックな話題ですが、フランス革命直前、市民達が集まって演説するんですが・・・・
「ギレン総帥」こと銀河万丈さんがちょっとだけ演説シーンでほんのワンシーンだけ演説してました(w
時系列で言えば・・・ガンダムの方が若干早く放送されてるんですね。 ギレンの演説が評判でスポット参戦したのかな??

アンドレの声を声優の志垣太郎さんが演じていたのにもビックリ@@;


少女漫画と侮るなかれ・・・「新・エースをねらえ」「ベルサイユのばら」と立て続けに視聴しましたが、「骨太な人間ドラマ」だったんだぁ~~と新しい魅力を見つけました。

いやはや、本当に感動しました♪

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おっと・・・・この方はオスカルではなかった(汗


9月は 22日前後に記事アップしま~~す。 それまで小休止^^