良い物は良い物なのだ

周りの人がイマイチと思っても、自分が良いと思ったモノやコトをブログしようかと思ってます。連載は不定期です。

陰日向に咲く

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劇団ひとりの小説です。

カミさんが図書館で借りてきまして(8ヶ月待ちだったそうな!!)「結構面白かったよ」と勧めてきたので読んでみました。



うん、面白かったです。




会社や家庭に疲れたサラリーマン
売れないアイドルのおっかけ青年
人生の目的を見つけられない少女
ギャンブルにハマる中年男性
お笑いを目指す青年に少女


これらの登場人物ごとにエピソードが展開されるんだけど、それぞれが微妙にリンクしていたりする場面もあったりします。


どの登場人物も「日の当たらない人生」のような描写なんだけど、でもどのエピソードもラストに「ほっこり」するような展開となっております。


基本、真面目な内容。でも「お笑い芸人」としての笑いのエッセンスも所々にあって、「真面目・笑い・ジ~~ンと感動」というバランス配置と、本のラストにたどり着くまでの仕掛けが絶妙。


なんだかちょっと、気持ちが優しく、暖かくなれる。。。。そんな本でした。


「芸人の書いた小説」という先入観で構えるのはもったいない、読みやすい本なのでオヌヌメです♪

さぁ!!今週も皆さんそれぞれに楽しくプロデュースしていきましょう( ̄∇ ̄*)b グッ!