良い物は良い物なのだ

周りの人がイマイチと思っても、自分が良いと思ったモノやコトをブログしようかと思ってます。連載は不定期です。

親子の愛と命と絆の重さと美しさ

ここの書庫では「俺」と表記させて戴きます。

昨日の朝刊テレビ欄で、ある番組の記事が目に止まりました。
「小さな命スペシャル 愛してるよ、カズ 君はママの宝物でした~小児がん・涙の全記録~」

2歳で小児癌を併発し、7歳でその短い生涯を遂げた「光武 上総(かずさ)くん」と御家族の闘病を追ったドキュメンタリー番組です。

なんか自分の内側から「これ・・見よう」という声が聞こえてきたんですね。


番組の作り方以前に、取り扱うテーマそのものが非常にデリケートで賛否両論あると思います。
様々な立場・環境・考え方・経験の方がいらっしゃると思います。


俺は普段は「感動する話・悲しい話」などを見て涙流す時があるけど・・・ツー・・・っと頬につたうことのは珍しいくらいで、涙がこぼれるかこぼれないかで収まるんだけど・・・・・家族が襖1枚隔てて寝静まっているのをお構いなしに号泣しました。


自分自身の中でテレビ番組をみてここまで号泣をした記憶がありません。



なんでだろう・・・自分でもまだ整理できてないけど・・・

一つだけ確かに思うのは・・・・


カズくんが息を引き取る数時間前・・・意識がほとんど消えかかる中でお母さんが

「カズくん愛してるよ」

と声をかけたとき、カズくんは朦朧としながらも

「俺も・・・・・・」と気力と声を振り絞り応えるんですよ。(その後カズくんは昏睡状態に)

そしてカズくんの息を引き取る直前、抱っこするといつも触れてくる後ろ髪を「カズくんに持たせてあげたい!早く!」とお母さんが看護士さんに切ってもらい、彼に手渡し、そのお母さんに抱きかかえられ家族全員が見守る中で天国へ召されたカズくん。。。。。


他の人がどう感じるか判りませんが、俺はそのやりとりの中に「愛」というものを垣間見た気がしました。
そして、愛とはなんと美しく強いものなのかと・・・・・



偶然目にした番組欄から何故俺はこの番組を見たいと思ったのか・・
そして、なぜ号泣したのか・・
命とは?家族とは?愛とは?平凡な毎日とは?

自分なりに考えてみます。
そして、考えたうえで「俺に出来ること」があるのならば、ほんの些細な事でもやってみようと思います。

真摯に今日という一日を過ごさなくては。

※考えたうえでコメント欄をオープンにしておきました。ただ、記事のテーマが非常にデリケートなことは、自分自身で理解しておりますので、ちょっとでもコメントを迷われているようなことがあれば遠慮無くスルーして下さい。