良い物は良い物なのだ

周りの人がイマイチと思っても、自分が良いと思ったモノやコトをブログしようかと思ってます。連載は不定期です。

ねだるな!勝ち取れ!さすらば与えられん

昨日、仕事上がりにヘアカットしたついでに「劇場版 交響詩エウレカセブン ポケットに虹がいっぱい」を見まっとぅ。

で、感想を書こうかと思ったのであ~るが、あまりに難解な為にDVD化されたときの再視聴用に自分自身へのメモ書きとして羅列しておく。


残酷:
月光号メンバーの雰囲気が大幅改変。和気藹々としたサークル的な雰囲気が無く、殺伐。。。。。
全員○○(ネタバレ用に伏せておきます)という設定が巧いんだよな・・・・・大人ではない、命の保証もない、さらには軍を裏切り、イマージュにも対応しなければならない・・・・・極限状態だもんな・・・○○○のように別人とも言えるキャラ設定変更・・というのは自然な流れ・・・・でも、それが殺伐とし過ぎてエグい・・・・「レントンエウレカ・ニルバーシュ」を純粋な存在として描いているから、より一層その殺伐ぶりが痛い・・・・

イマージュ:
存在感をかなり薄く演出していた。「主人公vs敵」という構造とは軸がズレていた。(意図的にズラしていたと思う)「人類の鏡のような存在」・・・・そのキーワードを頭に入れてもう一度見ると深みが増すと思われ。 エヴァでいう使徒のような存在感&位置づけとは全然違う表現方法だった。

ホランド
月光号メンバー全員に言えるが、軍を裏切る動機・・・・・悪役設定なんだよねぇ・・・・・「それは可哀相」とは思う。思うよ。 でも、だからって彼らの行動は「復讐」でしかない。だから、同情が出来ない。さらには「自分たちだけの為」という自己中心的なんですよね。
悪役なら、悪役として描けば判りやすいんだけど、決してそういった描き方をしていないから、ボヤけた感じ、中途半端な感じを受ける

世界観・専門用語:
「スカブコーラル」はおろか、「トラパー」とすら言葉として出てこない。
「サマーオブラブ」「セブンス・ウェル」も言葉としてないから、非常に混乱。
状況設定を大改変しているので、説明を入れてくれるけど、なにもかも突然すぎるのと情報量が多すぎて、オサーンの8ビットCPUではフリーズ状態wwwww その当たりはDVD3回リピートは確定。
でも、テレビシリーズとリンクをしているっていうギミックはチト嬉しかったり。 本当に「パラレルワールド」だぁ~~と空想する場を提供してもらえてニヤリ。

アネモネ
「ツン」でもなければ「病ん」でもありませんでしたw
テレビシリーズのアネモネファンは相当ガックリきたかと。。。

ニルバーシュ:
ななななな・・・・・なんだ???「モキュ?」って!!Σ(´д`ノ)ノ
か・・・・カワエェ~~♪(;´Д`)ハァハァ
う~~~~~~~~~ん~~~~~~~
幼生体はまだ良い・・素直に可愛い。 だが、KLFに変体しても「モキュ♪」ですか・・・・斬新w
ただ・・・・「レントンエウレカ・ニルバーシュ」の3セットは絶対に純粋な存在としての位置づけを演出したかったんでしょうな。。。。。。
特にニルバーシュの純度が一番高いのと同時に、あの力・・・・・「レントンを守る」という純粋な気持ち判るけど、ほぼ丸腰の人間キャラをクチャっと瞬殺だからね・・・・(-д-川) エグ過ぎ・・

レントン
やっぱ三瓶さんはキュアドリームよりレントンですわw
真っ直ぐなレントン
エウレカに対して情熱的なレントン
エウレカと離れないと純粋なレントン
その為に成長して、男になっていくレントン
いいよ!我が輩、そういうキャラ大好き♪

でも、今回の劇場版ではちょっと・・・・ズルくなった。。。。。。かな・・・
初陣では人間ではない「イマージュ」だから、戦えたと思うんだけど、その後プロの軍隊相手とはいえ「人間(同朋)」を手にかけてしまうには、ちょっと・・・・理由が力不足。
少年故の思いこみの激しさからくる狂気・・・・か・・・

エウレカ
かわぇぇ(;´Д`)ハァハァ
テレビシリーズ以上に「ヒロイン」としての華がUPしておりましたなぁ~~~~♪
なんだろう?どっから感じるのだろう、あの可愛さは??
でも、可愛く描くほど彼女の口から発せられた「軍に捕まってから、毎日酷いこと沢山されてきた」という台詞が、もの凄く重い、重いボディーブローに感じます。
そのボディーブローが効いているからこそ、「なんでそんな状況からも、人間に対して不振にならないの?」とやや穿った見方も含めながら、彼女の純粋さに感動する作用・反作用状態w

ボーイ・ミーツ・ガール:
『アダムとイブ』・・・・・・なんでしょうな。
レントンエウレカの純愛物語ですよ。 眩しいくらいに純愛。
打算も計算も、下世話なエロさも一切無い純愛。
「人間か?イマージュか?」という己の存在意義をかけた極限状態の世界。
人々が恐れと不安に包まれた世界で、「君さえいれば何も怖くない」という表現は眩しいったらありゃしないw もうね、いちいちラブラブでしたよw

純愛えぇなぁ~~~~~~~~~~~~~(´Д`;) でも、ヨゴレな我が輩はこんな純愛はもう無理です。

14歳だから、見るに堪えうるんでしょうね。

正直・・・・感動できていません。
情報量が多すぎて「何??それから誰?」と頭の処理が追いつかなかったのと、「敵らしき敵」がハッキリと描かれていない為。。。。。特に月光号メンバーがテレビ版と大幅修正された違和感が大きすぎて消化不良要素も大きかったです。

それもこれも「レントンエウレカ・ニルバーシュ」をクローズアップさせたかったのかなぁ・・・・

感動はできなかったけど、つまらなかったわけではあらず。
設定の細かさと爽快さのバランスが悪いのか、視聴者としての我が輩の解釈のバランスが悪いのか・・・


と、考え出したら切りがないのでこの辺で締めます。 戦闘シーンは神がかっておりました。