良い物は良い物なのだ

周りの人がイマイチと思っても、自分が良いと思ったモノやコトをブログしようかと思ってます。連載は不定期です。

ガンダム00 第1ステージ 感想

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ちょっとタイミングずれちゃいましたが前半最終回でしたね

まずはダメ出しから。

アレハンドロさんのポジションが唐突過ぎ

推理小説などで、何の前振りや伏線もなく「私が犯人です」って言うのと一緒ぢゃん。
一回もガンダムマイスター4人と絡むどころか、マイスター達から存在すら知られることなく、突然ボスキャラぶられても・・・何も感情移入できないよ。ワン・リューミンが裏切ってこの役に回るほうがよっぽど感情移入が出来るしインパクトもある。
それと、金色のMSが・・・・カッコワルorz 凄みを感じないデザインのラスボスってのも・・・^^; 

グラハムさん・・・・

そりゃ部下や恩師殺されて、ガンダムと対等に闘える土俵に立てた興奮はわかるけど・・・キャラテンション振り切り過ぎだろ。異常者だよ^^;
似たようなシチュエーションで「コードギアス」の「オレンジ」ことジェレミア卿の方が、ラストにあそこまで狂気に変貌する過程を、時間かけて上手に表現してきたと思うのですよ。ま・・・第2シーズンはどうやらサイボーグ化されちゃったみたいなんで^^; ジェレミア卿を超えるぶっ飛びぶりを期待♪

話戻すけど、グラハムが襲いかかるタイミングってさ・・・トランザム終了の硬直状態ぢゃねぇ??
もう、設定無視が気になります・・・・

設定といえば、疑似太陽路搭載「GN-X」

機体性能がガンダムと並んだのはわかるけど・・・パイロットがそう簡単に操縦できてしまうことがどうしても引っ掛かったんだよね。
だって、物語序盤でさぁグラハムがエクシアとやり合った際にG加速の影響で血反吐はいたんだよ????
機体性能が同じになったって、マイスター達4人のほうが扱いには一日の長があるのが・・・・自然でしょ。

それと、結局は電力????? 増幅器的なものなのか??
ならば・・・・平和利用に使って宇宙太陽光発電システム以上のエネルギーシステムにならないか????

ヒロイン不在ってのも珍しい・・・・

マリナ・イスマイール・・・何も出来てないじゃん。何一つ出来てない・・・・・ 刹那との出会いも強引杉
※スメラギさんにしても、散々匂わせていた「過去の失策」について少しはエピソードを語ってくれたっていいのではないか?? オッパイは最高G☆J(★ゝω・)b⌒☆
※ワン・リューミンが「変われなければ、滅んでしまっても構わない」みたいな発言に至るまでの過程だって全然わからないし・・・

新しいキャラ表現理論なのか?

マイスター4人に関しては丁寧に描けていたと思うんだけど、ヒーロー不在の時代、アムロのように一人で物語の軸となりきれるキャラパワーがないのかな・・・4人もいると分散しちゃうリスクはあるよね。

古谷さん演じるリボンズだって、あまりにも当たり前のように突然登場して、その後は一言二言話すだけの露出度で最後の最後に「面白い道化でしたよ。フフフ」なんてラスボスキャラに突然昇格されてても・・・・・


MSの戦闘シーンは総じて凄いしカッコイイよ。
でも、人物の描き出し方がそれこそ「刹那的」。その場その場の台詞を格好良く決められればそれでヨシ・・・・SEEDからの悪習か・・・(SEEDファンスマン!!好みの問題だ)

それが、新しいキャラクター表現理論なのだろうか?
最初から敵の存在を知っていたり、何度も戦いあって最後の最後にやっつけるカタルシスって古いのか???

前後半に期間が空く放送形態

それと、前後半間を開けるのも納得いかないっす
激しくバトルしあったって敵味方それぞれ生きている・・・・それってどうなの??
SEEDで発動した不死キャラクター出たよ・・・・爆発と生存率のバランスが悪すぎだと思うのですが・・・・

で、次に良かった点を

ハードなガンダムは◎

ハードな路線でいてくれたことがまずは嬉しかったですよ。もう、SEEDのトラウマが酷すぎたからね(SEEDファン三度ゴメン。趣味趣向の問題です)

ガンダムがあそこまで壊されるっていうのも、なかなかない展開で燃え

たった4機で世界を変える・・・・その世界観はしっかりとしていて良かったと思います
一見「ガンダムW」のエッセンスがあると思いきや、根本が全く違ったと我が輩は思います。
「W」ではコロニー独立の為に連邦に戦争をけしかけたのに対して「00」では戦争根絶の理念で動いてるからね。
似ているのは圧倒的技術力の差という設定。 謎のトップ機関からのミッションをパイロット達が遂行していくところかな。

でも結果として「スパロボOG」のDCのような役割に・・・・って言っちゃダメすか???^^;

民間人から見た戦争

ルイスとサジというキャラポジションは新しい試しみだったね。全然戦争に絡まない一般人の目線。序盤はいらない・・・とさえ思ってたけど、ルイスが被害にあってから締まってきた。

魅力あるマイスター達

4人に分散してしまうリスクはあるものの、それぞれは魅力あるキャラだと思いましたよ。
※ロックオンのコクピットシステムや、超長距離射撃は痺れたし
アレルヤ&ハレルヤの「本物の超兵士」は格好良かった。二重人格者が協力しあい本当の能力を発揮するって今までになかったと思います。
ティエリアは結局サイボーグ通り越して「ロボット」なのかな?? でなきゃメインコンピューターとアクセスなんてできないもんな・・・・だとしたら、ガンダム史上初の「ロボパイロット」てぇ~~のは思い切った設定だな
※刹那に関しては物語をグイグイ引っ張るキャラではないけど、それなりに存在感を示してはいたかな・・・と。第2シーズンが4年後・・・20になった彼の活躍に期待

V-MAXシステム復活

トランザムシステムですよ。
マジンガーからロボットアニメに親しんでいるオサーン世代のロボットファンとしては「蒼き流星SPTレイズナー」のV-MAXシステム以外の何者でもないッス(w

もっと判りやすく言われているのはドラゴンボールの「界王拳」ね^^;

素直に「有り」と思いました。 ま、ズルイシステムではあるけど^^; そのおかげで機体交代しないで物語を踏ん張ってくれたというのが良かったですよ。

そもそもが、機体性能技術に絶対的な差があるという初期設定が、巧いと思いました。

余談だけど・・・一応前半で物語が完結してから数年後って・・・やっぱそれもレイズナーで表現された展開なのですよ。(レイズナーの場合は占領されちゃったんだけどね。)

これは我が輩の勝手な第2シリーズの予想だけど
地球連邦としてまとまって平和を満喫→リボンズの率いる謎の団体が襲いかかり→地球のピンチにガンダム登場

ゲ!!!!書いていて気が付いたけど、「北斗の拳」??????

とまぁ、色々書きましたが前半終了の段階では「期待した程ワクワクはしなかったけど、充分有り」という感想です。
つらつらと長文失礼しました。