ニュースタンダード 朝倉さや さんのネット配信ライブ感想 そして参加してみて感じたこと。
民謡をベースにした、とても素晴らしい歌声の歌手『朝倉さや』さんの、インターネット配信ライブが2020/6/28 17:00からありました。
新型コロナウィルスの影響で、実際のライブが行えずアーティストさんがYouTubeをはじめ、ネット動画配信サービスを利用して、アーティスト活動を行っています。
まず最初に今回のライブの感想。次に、インターネットライブに対して感じたことをここに書いてみます。
朝倉さや ちゃん(親しみをこめて、ちゃんづけで)はやっぱり凄かった!!
民謡をベースにしているので、もう安定感抜群で素晴らしいパフォーマンスでした。
17:00からスタートして19:20頃まで、歌とトークと、ギター弦が切れるアクシデントなどアドリブトークでつなげたりと、盛りだくさんな内容^^
ニューアルバム「古今唄集 ~Future Trax BEST~」の楽曲から始まり、お三味線で民謡、ジブリ作品のカバーソングコーナー、ラストソングに大好きなバラード「おかえり」アンコールではこれもまた大好きな「東京」そして最後に彼女の真骨頂「Mr.Mamurogawa(真室川音頭Future Trax)」で楽しくお開きとなりました。
ネット配信とはいえ、観客が見ているライブ。その喜びと緊張感が伝わってきました。そして、明日6/29がさやちゃんのお誕生日ということで、ライブスタッフからのお祝いもあって、気持ちも暖かくなります。
元気よく、朗らかな笑顔で大きな声で歌う姿、気持ちがよかったなぁ~~~(^^♪
さやちゃん、楽しい時間をありがと様でした。
公式サイトのアーカイブがいつまで残っているのかわかりませんが、百聞は一見に如かず!! もし興味がある方がいらっしゃいましたら、見てみてください。
ネットライブで感じたこと
続いて、ネットライブそのものに対して感じたことを書いてみます。
- 配信側の機材、受信側の受信環境やスマホスペックで差が出ると思う
客観的な事実として、配信サイドのカメラやマイク、音響設備で臨場感などの違いがでるのと、観客サイドのPCやスマートフォン、Wifi環境も大きな影響が出ます。自分のスマホがややスペック不足で、Youtubeが時折フリーズすることもあるのですが、今回は運よく問題ありませんでした。画像がとても綺麗でしたね。
更に集中するにはイヤフォンやヘッドフォンがあると良いかと思います。
- アーティストさんはイメージと表現力が豊か
無観客の状態で、アーティストさんも手探りだと思います。ですが「イメージ力と表現力」が卓越しているので「お客さんとつながってるよ」という気持ちが、見ていて伝わってきたので、安心して見られました^^
- 拍手や声援がないのは、やはり寂しい
アーティストさんは大丈夫そうに見えるとはいえ、観客としては素晴らしかった歌声に拍手や声援を送りたい気持ちがあるのです。そして、周りの拍手を聞くことでより一層気持ちが高揚したりするので「アーティストさんに届いている」と信じて、画面越しで拍手や手拍子をしていました。
- 気持ちは伝わる
上記に記したとおり、機材や技術の関係で変化はするのですが「画面を通して歌い、振り付け、表情」を見ていると、気持ちまでがネットに乗って伝わってきたと、個人的には思いました。「おかえり」「東京」はウルッときました。
- 文字入力による応援の弊害
観客側の応援手段として「チャットに文字入力」なのですが、個人的に現時点ではあまり活用したくありません。その理由はスマホを横画面で文字入力すると、完全にアーティストさんの顔が隠れる(画面がほぼ見えなくなる)からです。Youtubeにおけるチャット機能なので、他のライブ配信サイトはわかりません。そして、Youtubeでも将来改善されるかもしれません。
- スマホで応援、PCで視聴
スマホ1台ではまともな応援ができないため、今回は古いスマホを使い2台体制で「1台は見る専用」「もう一台はチャットやツイッター」で対応しました。可能ならば大画面のPCで視聴し、スマホで応援が出来れば良いかもしれません。
- 見る側の状況・環境
今回一番感じたことです。俺は家族がいる。そして今回のライブでは夕飯だったので、
食事しながら見ている行為はアーティストさんはわかるはずもないのですが、ちょっと気がひけました^^; 洗い物もやったりねぇ・・・・・
集中してライブを楽しみたい場合は、一人自室が良いなとは感じました。
7/11に、森口博子さんの配信ライブ(有料)があるので、一人職場で見る予定です。
当然、のんびり、くつろぎながらライブを楽しむのもそれは有りだと思います。
- 場所の制約は解放される・時間帯の制約は・・・
ネット配信ライブの利点は世界中どこでも参加が出来る点。その点は非常に良い点だと思います。一方時間帯の制約は「生配信のみ」だった場合は所用があるファンには、せっかくのお楽しみに参加出来ないケースが発生してしまうので「アーカイブ配信」があるのならば、その点はある程度緩和できるのでしょうね。
- アンコール
ちょっと気になっていたのですが、今回のライブでは「チャットでの声援」それとスタッフサイドで「アンコール」と掛け声してくれたので、アンコールが有りました。
- 視聴と参加料金とアーティスト活動の関係
今回のライブは「無料視聴」でした。歌を歌ってお金を稼ぐのがプロの歌手です。
コロナ禍でキーボードとギターのみの編成とはいえ、素晴らしいパフォーマンスをしてくれたのに、無料。ファンからすれば、とても有り難く、嬉しいのですが、今後も活躍して欲しいと願うのなら、CDを買うのは当然、グッズなどを買うことは大切だなぁと感じました。今回のYoutubeライブではいわゆる「投げ銭システム」があり、チャレンジしてみたのですが、ライブ中での登録手順がちょっと面倒だった為諦めました。(別方面で金銭的な応援はしています)
視聴者が投げ銭すると金額内容(10,000円以上の方が数名いらっしゃいました。)含め、すぐわかる仕組みなのですが、人によっては「(お金寄付したいけど出来なくて)申し訳ない気持ち」になってしまいがちなので、個人的には「出来る限りの気持ちで良いのではないか」と考えています。人と比べ、それを気にしてしまうとライブが楽しめなくなるような気がします。ファンの皆さんひとりひとり、状況、環境が違うのですから。
お客様が満足できるパフォーマンスならば、有料配信で全く問題はないと考えます。料金設定が手探りなのでしょうね。
- 実際のライブとネットライブの心構えを切り替える
最後に。「ネットライブはネットライブの楽しみ方がある」それをまだ我々は慣れていないだけで、体験して気が付いて双方でいろいろ工夫していき、より良い楽しみ方がこれから増えていくのだろうと思いました。
例えば、CGの背景と合成する演出など今後はドンドン増えていくのかなぁと思います。
そのポイントの一つが、上記にもちょっと書きましたが「イマジネーション」だと思います。コール&レスポンスでアーティストさんも熱がこもる好循環は、お互いの信頼関係のイマジネーションで作るしかないのかなと。
同じ空間ではないのですが、同じ時間は間違いなく共有しています。
広い意味で言えば、同じ地球上で空間共有してるんだ! それくらいのイマジネーションがあれば、問題なく楽しめるのではないでしょうか^^
コロナ対策なのですから、制限があるのは仕方がありません。
むしろ、今だからよかったなぁ~と思うほどです。ネットのない時代だったら・・・・
今と比較にならないほど、ライブハウスなど続々倒産。アーティストさんも廃業だったのでは・・・
アーティストさん、その関係者、我々ファンも応援を楽しむためにも、気を緩めずマスク着用、うがい、手洗いなど出来ることを継続して、一刻も早くコロナを収束させ「いつもの日常」に戻していきましょう。